今治タオル工業組合
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-タオルができるまで-




世界各地の優れた綿を厳選して使用しています。
綿畑から収穫された綿は、更に厳しい審査を通り、ジン(収穫後の処理である綿繰機作業)を通った後に綿を紡ぎ、糸にしていきます。




織機の力でも切れにくいようにするため、最初に糊付けをおこないます。
大浜タオルでは、今治タオルの伝統の織り方である「先晒し・後染め」手法を行うため、織ってからの染色を行うことで、
よりやわらかさや吸水性の高いタオルを造りだすことができます。

糸を丈夫にする糊付けを行った後は「整経」という作業を行います。

これは、織機に設置する「延べ」という巨大な糸巻を造る作業です。

沢山のチーズと呼ばれるロールから糸を集め、タオルを織り機にかけるための延べを作っていきます。

この延べを作る作業でタオルの品質・工程の順調さが大きく変わってくる為、

巻きを行う際は非常に慎重に・丁寧に行い、細心の注意を払います。

巨大な延べも、織機に設置すればその糸を使い切るときが来ます。
新しい延べと繋ぐ作業となる「延べ繋ぎ」と言われるとても繊細な作業に、熟練の技が光ります。




昔ながらのシャトル織機や、かつて名機と呼ばれたTOYODA織機で、現代の機械の3分の1の速さで、糸に負担をかけないようゆっくりと織り上げます。 このような織り方をすることで、商品の柔らかさや肌触りが変わってくるのです。
もちろん最新の織機も利用しますが、商品の特徴に合わせて古い織機を利用しています。

織機の調整の難しさや生産効率の観点からみれば決して最適な方法ではありませんが、いつまでも柔らかいタオルを織る為に敢えて古い機械を残しています。

織りが完了したタオルは検反を行い、その品質や数量などを確認した後に、染色工場へと移動します。




2の工程で糸の強度を増すためにつけた糊をここで抜き、漂白・染色・プリントを行います。
織りももちろん大切ですが、この加工作業も商品の品質を大きく左右します。

糸の状態でも一度漂白を行いますが、更にここで加工を行うことで、吸水性に大きな差が出てきます。
実は、タオルは織っただけの状態では全く水分を含みません。
のりや汚れなど余分なものを漂白によって落とすことで、充分に水を吸うタオルが出来上がります。

白以外のタオルについては、漂白の後に染色・もしくはプリントを行い、よりデザイン性の高いものに変化していきます。
こちらの加工作業は、大規模な施設が必要となり、大浜タオルでは今治にある提携企業様へと依頼しています。




加工が終わって大浜タオルに帰ってきたタオルに仕上げを施します。
それがカット・耳縫い・ヘム縫いです。

この状態では、タオルはまだ繋がったままの長い状態です。
それをひとつひとつに手作業で切り分け、製品の形に近づけていきます。

カットされたタオルは、耳というタオルの主に長辺の部分をミシン掛けし、ほつれのないように丁寧に形作られます。

最後に、ヘムと言われるタオルの最も厚い部分を織り込んで造り、パイルに終いをつけます。
ここで、同時に今治タオルの認定マークと大浜タオルのロゴをヘムに縫い付けていきます。

確かな品質と製造元を表す表示の部分もタオルにとって大切なパーツとなります。




完成したタオルは、ひとつひとつ手作業で、丁寧に箱入れしています。

卸し・小売り・ネットショップ・ギフトショーなど様々な納品先のタオルがありますが、
全てを同じ美しさでお客様の手元まで届けられるように心を込めてラッピングします。

箱入れ・ラッピングが完了すれば、あとは目的地までの発送です。
目的に応じて箱の種類を変えるなど工夫を行い、管理についても徹底しています。